廃鉱 鉱山 坑道 廃坑 マンガン 満貫 軌道 洞窟 トンネル
マンガン鉱山跡
【合同オフ】 The Crack

 


今回はとある場所にあるマンガン鉱山に来た。既にHPでも度々登場する、
群馬県鉱山探訪記のmog氏と初めて探検した場所でもあった。つい今月(2012年1月)に
「成人式」と言う羨ましい血気盛んな年齢でもあり、現在一緒に探検する際にも
その手腕を発揮し心強い友人。この坑道に入るにも上の写真のように
ロープが必要になる。奥の窪みは竪坑になる為に万が一を考え設置した。
mog氏はロープワークは初めてのようであり、いつかはチャレンジしたいと言っていた。
現在では既にロープワーカーと化しているw
そしてもう一人、600km近い距離から遥々来ていただいたnao氏も参加した。

 

 


入坑後数メートルで二手に分岐する。まずは右手の坑道(A坑道とする)へ行ってみよう。


 

すると分岐から5m程で強烈な場所へ辿り着く。行止りと思われた場所は大きなクラックの中腹に出る形だった。



中腹(シュリンケージ採掘跡のクラック状)
から上を見上げる。
上には木々が見え光が差し込んでいた。
坑道Aはこれ以上進めない。分岐まで
戻り、左の坑道(B坑道とする)へ行ってみよう。


坑道A内、著者を撮影:上の写真を撮る為に
三脚を伸ばし突きだす。
坑口の空間は狭い。

撮影:群馬県鉱山探訪記 mog氏

   

 


坑道Bを進むとやはり竪坑(クラック状:シュリンケージ採掘跡)になる。
しかし、右手下より、先に進めるのではないか?左右が竪坑になっており、
歩ける部分はわずか1m弱のスペースしかない。
足を滑らすと、そのまま即死が待っているので要注意だった。

 

 

左手の竪坑。石を落とすと
4秒後に衝突音




こちらが右手側の竪坑、誤差が少なくともあるが石を落すとやはり4〜5秒後に衝突音。
恐らく今立っているこの場所はクラック壁面の柱代わりも兼ねて、橋のようになっているのでは?

 

 


この写真が後ほど撮った橋の様な場所(人物はmog氏)左が竪坑、右手も竪坑になっている。
山形状、斜めになっており、歩けるスペースは1m弱になる。

ちょうど、右手側からライトの光が見えた。
A坑道からだ。mog氏だろう。

 

A坑道から上の写真を撮っている
mog氏

落ちないでくれよw

 


A坑道、mog氏の位置拡大図。ちょうど、写真左手に別の柱代わりの橋が見える。何ヶ所か設置し、崩落を
防止しているのだろう。

 

 

しかし、nao氏の姿が急に見えなくなった。A坑道とB坑道しかない場所で、いなくなるはずがない。
いなくなるとしたら落ちたとしか考えられない。。。。落下音も、即死しない場合の呻き声も聞こえない。

どこだ????



いた!「なに降下してんねん!」 いなくなったと思ったら、クラック壁面に人影が。。。。

 

 


その頃上では、nao氏が降下準備をしていた。どうも、別の橋の上に到達したかったらし。
別の坑道があるのでは?との事だった。残念ながら岩のエッジが多数あり、
それをカバーするロープガードが足りず、切断を恐れ橋までは辿りつけなかった。
(この写真は撤収時)


降下しているnao氏
群馬県鉱山探訪記:mog氏撮影

 


B坑道から、橋を渡ってきたmog氏 私は先に何かあるのではないか?と、こちら側に渡った。

 

 


かなりの斜度になっており、落葉が堆積しているので滑りやすいか?とおもいきや、逆に堆積した落葉に
足が入りこみ、滑りを防いでくれた。歩く範囲が30cmもなく、右手は竪坑だ。

 

 


辿りついた場所は、やはり竪坑がある。右手側を見てみると、上に行けそうだ。

 

 


こちらもかなりの斜度があるが写真中央上に斜坑があった。 登ってみると、螺旋状になっており、
その斜度もかなりの物だった。完全に登りきると、山頂に出た。
(螺旋状の斜坑内で不安定な故、残念ながら写真は撮影出来なかった。)

 

 

残す場所は、この竪坑を降りるしかない。しかしながら、ロープをかける場所が無く断念した。
周辺の坑道を探してみよう。

 

 


 


坑道を後にし、崖を登りnao氏が降りた場所まで行ってみた。下は見えないクラック状になっている。
こういう場所、もしかしたら人の1人位落ちてしまっているのではないか?

実は行方不明(坑道探検マニア)になっている人物の話しを聞いた事がある。
警察も事件性が感じられず、ただの失踪として行方不明と処理しているらしい
(本当に鉱山に行ったのか?どの鉱山に行ったのか?一つの地域に数十ヵ所もの坑道が残る場所ならば、
車があったとしても分からなくなる。現地の人に目撃されたくない趣味でもある、目撃されなければ?
人気のない廃坑はほとんどが山の中だ。
一人で徒歩で行っていれば地域性の痕跡も残せない。
探索者としての一つのルール(現地で迷惑をかけない)を守ったが、皮肉にも「誰にも発見されず。」
と言う事になってしまっているのではないか?

 

 


周辺には数多くの穴(竪穴)が残されている。

 

 


山をしらみつぶしに探してみた所、数ヵ所の坑口(全て斜坑)が発見された。
三人で別々の坑道を進んだが、最終的に全員が一つの場所に集合した。
全て繋がっていた。

 

 


一部の坑道は水平坑道だった。進んでみよう。

 

 


10m程で左右に分岐する。まずは左手を進んでみた。(正面の穴は試掘と思われる)

 

 


進むと竪坑が存在した。覗いてみよう。

 

 


斜坑(限りなく竪坑に近い)がある。その先は深く見えない。。。。

 

 

この先坑道は行止りとなっていた(写真が残っていない。。。。。)

 


分岐まで戻り右手の坑道へ行ってみたが、写真のすぐ先は左下へ斜坑になっている。
脚立があれば降りて、反対側に立てかけ行く事ができそうだ。
斜坑先には坑道が伸びている。nao氏がこの方角の山に坑口が残るのでは?
と探しに行ってみたが発見には至らなかった。この先はどこまで伸びるのだろうか?
いつかは辿りつきたいと思う。

 

 

この周辺にはまだ数多く坑口が残るが、全てを把握していない。
いつかは再訪したいと思える鉱山だった。

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