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 ラストダンジョン L a s t    D u n g e o n

探索日2008年07月20日


 

 何の変哲も無い、ほんの小さな入口から始まった・・・。
 一昔前のRPGゲームでお馴染みの2Dダンジョン、上から見るとまさにそう見えるであろう。
 坑道内の形状もまさにゲームそのもの。正方形、長方形の世界になるのだ。
 そして現れる水色に輝く地底湖、深さは10メートル以上と推測される。
 中には40mオーバーもある。
 その下に沈む遺構の様に見える構造物。この坑道では何が待ち受けるのか?

 現れる飛行モンスターw、トロッコ軌道、半世紀前にもなる当時の落書き。

 坑道内で働いていた者が使っていたポーション?!、疲れた身体を「シャキーン・ピキーン」と
 回復していたのであろう。脳みそはダメージを受けてしまうが。。。

 

 このレポートには 「入坑編」「坑内探検編」「坑内遭難・脱出編」
 3つの動画レポートがあります。

 

週末探検隊オペレーターが撮影した写真も同時に掲載しております。
 

 巨大石丁場までの道のり

 

竹が多い茂る道なき場所を進む。

 

 

 

 

 「ここか!!!」

穴菌隊 隊長「んぁ?う〜う〜んそこじゃないよ〜。」

僕「そ、そうかここではないか・・・。」

未だ目的の場所に着かない。

斜面のいろいろな場所に遺跡とも思える形状の

不思議な入口がたくさんある。

 

 

何度と無く似たような場所が現れる。

しかし、良くもまぁいろいろと見つけたものだ。。。

 

 

山の斜面にぽっかり開いた穴。
ここも過去の石切場だ。

 

 

奥は正方形の部屋状の
空間があるだけで澄んだ水が
溜まっていた。

 

 

 

 

第一目的地到達

 

第一目的地に到着した。
ここで少し遊んでいくようだ。

 

 

ここも長方形状に綺麗にカットされている。
空間の大きさに驚く。

 

 

左隅には坑口が存在した。
規模は大きくないと言うが、
面白い場所らしい。

 

 

坑内規模は小さいというが、
空間自体は大変大きい。
天井までの高さは10m近く
あるのではないか?

 

 

 

 

 

同じような部屋状の採掘場が残る。

 

 

高さは170cm弱、幅は1m弱だろうか。

細い通路を進んでいく。

 

 

何を面白がっているのか?

オペレーター達は何かざわついている。

「何かが迫り出して来る!!!」

「おお!まずい!!!ドラキーだ!」

「ダメだ、、、間に合わない・・・・」

穴菌隊隊長「総員衝突に備えっっ!」

 

 

 次の瞬間!!!!

 

 

 

 

「うぉ」何か飛び出てきやがった!

「マジ、ドラキーだ!」

すさまじい超音波と共に狭い空間を
荒れ狂うコウモリの群れ!

 

しかも耳にウザい!目の前をかすり、衝突寸前でかわすテク!

「すげぇな!ドラお」

中にはヘタッピな ドラお もいるらしく衝突した者から

「プニプニフサフサしてた!」

「カハッ!ドラキーの耳が目に入った!」

との声も聞こえた。この狭さに急な来訪者、ドラおもビビッたろ。

 

 

「おおぉぉぉぉ」

 

 

うわぁ。。。何か凄い!!!

我々に立ち位置により出口を塞がれ

とにかくパニくる ドラお達。

 

 

 

 

 

「ドラお も逃げ場無く可哀想だろう、引き上げるか。」

しかし良いものが見れた。さぁ地上に戻り

目的の場所を目指そう。

 

 

最終目的地

 

ここが最終目的地、ラストダンジョンらしい。

連れてこられた場所は墓石の様に
石材の転がる廃墟があった。

「隊長、、、こんなとこに連れてきて何のつもりだ?!」

 

 

穴菌隊隊長「ここだよ、ここ」

僕「おいおい、行き止まり。。。袋小路って奴じゃないか」

 

 

「まさか!正気か?!」

 

 

「エクセレンツ!!!」

なんですか、このドブの様な穴。。。。

 

 

入ってきた坑口を望む。

 

 

坑道は続いているようだ。

 

 

 

 

振り返ると、坑口の光がまだ
見える位置。
この坑道の重厚な存在感はすごい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

採掘された石材が置かれている。
これらは運び出されず閉山した。

 

 

 

 

 

 

平トロッコがあったが、それ以外にも
リヤカーが転がっている。
リヤカーも使われていたのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左右には切り出されたが
未使用の石材が転がる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

通常の鉱山と違い、
同じようなこの正方形や
長方形の空間が位置関係を
狂わしてくる。

事前に聞いてはいたが、
2〜3回程度の入坑では
迷うかもしれないと。。。。。

 

 

 

 

 

坑内で石材の加工も
行っていたらしい。
それら加工機が置いてある。

 

 

 

 

 

大きな地底湖を撮影している
オペレーター。
まだ坑道探検は数少なく
撮影に試行錯誤していた。

 

 

水の透明度は高く、水深5m程は
目視できるほどだった。

 

 

別の場所に移動すると、
そこはコンクリートで作られたのでは?
と錯覚してしまうほどの
空間があった。
これら石材の元になるこの空間は
太古の堆積物によりできた地層内部。

 

 

その下は巨大な地底湖になっていた。
その深さも驚くほどで、
この場所は特に深く30〜40mの
水深になっているらしい。

 

 

いくら透明度が高くても、あまりの水深に
ライトの光が深部に届かず
撮影することが困難になる。

 

 

 

 

 

ベルトコンベアーの残骸。
コンベアに乗せられ、主坑道まで行き、
そこで加工した上でトロッコにより
坑口へ運ばれていたらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遠くに人影が。シルエットからして
週末探検隊のBaro隊長だろう。

 

 

 

 

シルエットが見えたあたりの加工場だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

落ちないように通路を進む。

 

 

すると地底湖に当たるが、
壁面に何か書いてある。

これは今から数十年前、
昭和20年から30年頃だというが
そのときに書かれた鉱夫による
いたずら書きだという。
中には昭和一桁の日付もある。

 

 

高い位置にどのようにして文字を
書いたのだろうか?

昔は今見える空間が無く、下へ
切り出した事により、上の空間に
書き物が残ったのか?それとも足場が
あったのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

注射器やアンプルが落ちている。
これは何なのか?

当時はご存知のように、錠剤とアンプル剤が
売られていたが、注射器といい、
これはアンプル剤ではなかろうか?
ヒロポンとはいわゆる覚せい剤である。
当時は軍で使われたが、後に「疲労がポンと飛ぶ」などと
キャッチフレーズに民生用として流れ、どんなに疲れても、
そして眠くても、すぐにシャープに冴えわたり
仕事ができたと言う。当時は怠けが多く、「石を切り出し幾ら」
と歩合制となると、寝る間も惜しんで稼ぎたいが為に、
ヒロポンを使用し働いたと言う。当時は合法の強壮剤として販売
されていた。
当時の錠剤広告

 

 

 

 

 

穴菌隊 隊長がおっしゃるには、この先はかなり細いと言う。
しかし「行ってみな〜、面白いよ〜」との事。
何か引っかかる。。。。

先に進んでみよう。

 

 

またか!

衝突を防ぎたいので
皆しゃがんでいるが、
穴菌の隊長は動じず。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

何か物珍しいものでも撮影しているのか?!

 

 

まさか!コウモリ撮影大会開催?!

 

 

行き止まりにはまたも
コウモリが羽ばたいていた。

 

 

次の場所へ行こう。
あまりからかい過ぎるとどんな
反撃を見せるか分からないw

 

 ここで穴菌隊の隊長より「総員集合」の号令

 これより、地底湖コーナーに行くとの事。
 この地底湖コーナーはコーナーと言う甘っちょろい
 言葉とは間逆の場所らしく、地底遭難の確立が
 かなりあるらしい。。。。
 過去に何度か入坑している穴菌隊の隊長でさえ
 遭難しかけ、なおかつ再訪した(2012年12月30日)日にも
 出口が分からなくなった経緯がある。目印を置かず
 安易過ぎた事も確かだった。

 

 置いていかれてしまうので、地底湖まで行くルートは
 残念ながら撮影していない。
 かなり細い通路上を進み左に曲がり右に曲がりを繰り返す。
 正方形や長方形の部屋や通路を進む、2Dダンジョンを進んでいるようだ
 (ゲーム:ウィザードリーや女神転生シリーズのダンジョンを進む感じに見える。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そろそろ撤収の時間だ。
この地方に数多く残る石丁場の中では
特に美しいと言われるこの場所。

綺麗な場所だが、
たどり着くまでの苦労も多い。
遭難する可能性もあり、
ある意味、生命の最後を
迎える可能性もあるこの坑道。
その意味でも、
L a s t    D u n g e o n とも
言えるのではないだろうか?

現地の管理人と別に地主様がおります。
双方の許可を得る事で入坑する事ができますが、
一般の入坑の許可はできないということです。
今回はこの地方で顔の聞く、穴菌隊の隊長の
知り合いと言う事で無理を言い入坑させて
頂きました。

この坑道には数回入坑しております。
地主様の許可を得た、正規ルートでの
入坑動画があります。

動画:1 入坑編

動画:2 坑内探検編

動画:3 坑道遭難脱出編

 

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