廃墟

2008/05
【合同イベント】 (再訪)錆の隙間から・・・(風に揺れる緑のプランター)

大正8年よりこの地で黄鉄鉱、黄銅鉱、セン亜鉛鉱、方鉛鉱など硫化鉱類の採鉱が始まった。
安政年間、鉄鉱を採掘し、その後採鉱会社はいくつか変わる。最後に採掘売鉱したが大正8年。
昭和9年本鉱床に着脈するや企業を開始し、引続き稼行、昭和20年4月当時の軍需省令により休山工、
20年9月再建に着手した。鉱床はほぼ南北に延びる剪裂を充填する裂罅充填型の鉱床で、
下盤側に含銅硫化鉱、上盤側に鉛・亜鉛鉱を胚胎する。
数年後に一次操業を停止、昭和初期に操業を再開した。
1930年代に最盛期を迎え、従業員1800人を数える大規模な鉱山であった。昭和46に全社員を解雇の上廃鉱となった。

当時写真
これら施設(選鉱場、病院、学校、鉱山社宅441戸など)は昭和36年5月29目強風災害及び大火により全焼した。

当時写真

 


毎年3〜4回行われる「週末探険隊」の遠征オフに参加
何度きても飽きないこの地方へ再度やってきた。

前回は生憎の豪雨であったが今回は幸いにして晴天に恵まれた。

こちらは前回の写真。

 

今回、幸いにも晴天!桜が満開の暖かい日であった。

 

前回は秋が近かった事で所々紅葉だった。今回は緑溢れる暖かい季節。

 

約1年ぶりの再訪。あれから変った所は見られない。

 

今回は正面からお邪魔はしなかった。作業員らしき人が「トンカントンカン」と叩いていたのだ。
何か修理でもしていたのだろうか?

 

シックナーの下には坑口らしきものがある。

 

覗いてみたが行き止り、特に機械類も見当たらない。
何の為だったのか?

 

?! あれ?前回と違う!

 


前回撮影時2007年撮影


今回撮影時2008年  撮影:週末探険隊B隊長

前回は満水状態であり稼働していたが。。。 今回は水は無くなり、せいぜい膝上程度の水深であった。
おまけ映像:未来日1年後 2009年撮影

 



撮影:週末探険隊  隊長

 

 

 

 

緑のプランターも健在である。

 

 

 

 


撮影:週末探険隊B隊長

 

 

 

 


撮影:週末探険隊B隊長

 

 

 

 

 

 


撮影:週末探険隊B隊長

やはり広角レンズは凄い。一度にこの規模が収まるんだから。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、ここで週末探険隊メンバーのB隊長とオペレーターのルル。氏とは別れ各自探索や撮影タイムとなった。

 

前回のインクラインと思われる坑口。

 
前回気が付かなかったが更に上部には坑道があった。左下が入坑してきた坑口で、
私の撮影位置の真裏がインクライン形状の坑道で上に向かう。よじ登ってみたがこの先は行き止りのようだった
実は登るのが大変な高さにある。写真を撮影したのだがどうも残っていない。何故だ。。。

写真を見直した所、過去にこの空間は二階建てになっていたと想定出来る。
【左上に見えるステッカー(ホウキ・スコップ置場)の位置が上過ぎるのと
写真正面の坑口側と撮影位置真裏側にある坑口は高さが合っていたはずだ。】

 

インクライン坑道を抜け選鉱場に向かう先には!
既に正面に見えている

 

カモシカが此方を見ておりました。

 

前回は選鉱場を見ているので今回は別の場所へ行ってみよう。

 

「キャップライト使用心得」と掲げてある。
なにやら説明書きの他注意点や整理に関することが
記載してある。

 

1つだけライトが落ちていた。バッテリーボックス付き。

 

選鉱場の場所から奥に行った場所である。
実はこの辺りには斜坑か竪坑が存在するという。

 

何やら地下へ降りる竪坑が。。。

 

ただの雨水用の導水管でした。

 


撮影:週末探険隊B隊長

航空地図と、過去に隊員からの助言と一致した場所には
この様な建物が。これが斜坑と思われる。
しかし上部へ辿り着く道が見当たらず崖の様になっている。
一度見てみたかったが今回は時間の関係上諦めた。

 

 
この斜坑前は広場であったと思われる。
今は森に包まれてしまってブルドーザーが立往生していた。
 

 


これは何であろうか?見たところミル(破砕機)と思われるが形状が微妙に違う。。。

 

選鉱場を上から撮影。右上の施設(シックナー等)は稼働中である。

 

コンクリート製の大きな建物があったのでお邪魔した。

 

内部は天井が抜け落ち、その破片が散らばる。

 

鉱山事務所であったのか?最上階は完全に抜け落ちている。

 

外観からは想像できない荒れ具合。。。

 

白いレースのカーテンであったのだろうが、湿度を受けそこに
コケが繁殖し緑色のカーテンになっていた。湿度と日当りが良いからだ。

 

更に進んでみる。実は最上階から潜入し、下層へと
進んでいる。

 

?「地質鉱床関係展示室」「宇宙線見学室」と記載してある。
過去に自由に見学できる設備があったのか?
宇宙線に関する研究を某大学がこの地で行っているようだが、
この場所なのか?とすると既に放棄され年数がたっている。
この他に研究できる規模の建物はなく、鉱山関係の設備しかないのだが。
いや、可動区域に一部鉱山とは関係なさそうなプレハブ小屋が
あったがそこに移転したのか?

 

見学室に進んでみる。

 

しかし、特に何も無い。床面にはシートが敷いてあり
溜まった水の重みで窪んでいる。下層に貫通して
しまったのか?危険である。

 

外見は使われていると思われるほど綺麗であるのだが。

 

選鉱場の地域から少し離れた場所には、この様な真っ赤な
堆積ダムがある。

 

週末探険隊の隊長の写真。彼は今まで危険な行動を避けていたはず
なのだが。。。これは著者が原因であるのか?それとも
オペレーターの鯖氏が原因であるのか?

隊長は過去に言っていた、「統率を取りたいのだが、俺の目が届く場所、
現地に着くまで大人しく座っていた隊員は到着するなり掌をを返したかのように
各個人でハッチャけてしまう。目を離すと、あんな場所や
こんな場所に行ってしまう」と。。。
いや、大丈夫みんなマナーと隊内の秩序は守っている(爆)

今回はこの地でやり残したことが数多くある。私個人の探索レベルからすると、現時点で40%
まだまだ、凄い所がこの場所には眠る。。。いつかは徹底的に暴いてみたいものだ。。。

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